【要注意】お口の筋力の低下・汚れが肺炎の原因になることも
本来、食べたものは
■喉⇒食道⇒胃
へと流れていきます
しかし、時に、食道を通らずに「気管」を通ってしまうことがあります。
食事中、気管に入って「思わずむせた」経験がある人も多いと思います。
若いうちは、セキが出てすむ程度ですが、
高齢になってくると注意が必要です。
つまり、「口の筋力の衰え」です。
噛む力、飲み込む力が低下することで、本来食道へ送らなければいけないものが
気管に入ってしますのです。
気管の先には肺があります。
こうなると非常に危険です。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)という肺炎になってしまいます。
(※高齢者の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎というデータもあります!)
舌をブラッシングなどで日頃から清潔にするのはもちろんですが、
「パタカラ体操」もオススメです。
文字通り、
「ぱ・た・か・ら」
と大きく発声する。ただそれだけです。
簡単でしょ?
「ぱ」は唇の筋肉、
「た」は舌の筋肉、
「か」はのどの奥の筋肉、
「ら」は舌を丸める筋肉、
それぞれを鍛えるトレーニングになっています。
とにかく、口の筋肉を使うことが大事なのです。
そういう意味では、歌詞を口ずさんで「鼻歌」を歌ったりするもの
トレーニング(?)としてはよろしいでしょう。
お一人暮らしのご家族、
お爺ちゃん、お婆ちゃんにも教えてあげてください。