虫歯と遺伝。親子の関係について

先日、このようなニュースが出ました。

「父親も歯がない…」 虫歯7割が歯科行かず 沖縄の子、全国に比べ突出
沖縄タイムス+プラス

よく、「虫歯は遺伝するの?」というような質問をいただきますし

そういった類の会話が世の中やテレビ、ネットでされているのも知っています。

厳密にいうと、遺伝子レベルの話ではなく、上記の記事のように

「親の環境(や性格)が移る」という方が正しいでしょう。

 

どういうことか。

生まれたばかりの赤ちゃんの口には虫歯菌(いわゆるミュータンス菌)はいません。

虫歯菌は外部から入ってきます。

親御さんに虫歯があると、赤ちゃんに移るのです。

もちろん、これを未然に防ぐには、赤ちゃんのいらっしゃるご家庭では、お家の方が、事前に虫歯のケアをされていることが第一です。

 

そして、赤ちゃんがすくすく成長する過程で、一番影響を受けるのはお父さんであり、お母さんです。

親御さんが虫歯を放っておくと、お子様も虫歯ケアに消極的な性格に育ちます。

 

もちろん、それぞれのご家庭にそれぞれの環境がありますのでひとくくりには出来ないのですが、

子供たちにとって、我々大人は良き「お手本」でありたいものです。

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