歯磨きは「時間」じゃない。見落としがちなその人の「癖」
よく患者さんから「歯磨きって何分くらいすればいいのでしょうか?」
と質問を受けることがあります。
もちろん、だいたいの目安時間はあるのですが
時間に固執しすぎてもあまり意味がない、ということも申し上げておきないな、
というのが正直なところです。
どういうことか。
「日々の癖によって、磨けている部分は磨けているけど、磨けていない部分は全く磨けていない」からです。
例えば、右利きの人は右下の裏側が磨けていないケースがかなり多いです。
いわゆる磨き残しです。
これは利き腕と、その人の癖によって自然に生じてくるものです。
よって5分磨こうと10分磨こうと、磨けていない部分はいつまでたっても磨けていません。
この部分を改善しないと、あまり時間に固執しても意味がないのです。
もし次回、歯医者に行く機会があれば
「どこが磨けていませんか?」
というような会話をしてみると、自分の癖がわかるかもしれません。
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安藤歯科クリニック