12月ともなれば、すっかり季節は冬。
鍋がおいしい時期になりました。

さてさて、冬になると(あるいは寒くなると)
定期的に「歯が痛くなる」という患者さんがお見えになります。

「冬は虫歯になりやすいのですか?」といった質問も。

結論から申し上げますと、冬だから虫歯になりやすいとか
そいうことはないと思います。

むしろ夏場の運動の後、スポーツドリンクを大量に飲む方が
口の中としては(糖分が多く)口内環境としてはよろしくありません。

ただし、冬は冬なりに、虫歯や歯が痛くなる要素は存在します。

①口が乾燥する
②水が冷たい
③家にいながらついつい、おやつに手が伸びる
④寒くて歯を食いしばったり、顎に力が入ったりする

などなど

それでは以下、それぞれについて解説を。

①口が乾燥する

肌もお口も「乾燥」は大敵です。特に口の衛生面は「唾液」が担ってくれています。乾燥して唾液が減ると、お口の中が雑菌だらけになるのです。食事と食事の間に1回、気分転換に歯磨きをするとか、キシリトールガムを噛むとか、お口の中を乾燥から防ぎ、清潔にするよう心がけましょう。

②水が冷たい

ぬるい水だと何も感じなくても、冬の冷たい水を口に入れると歯がしみる、ということはありえます。ちなみに、「冷たくてしみる」、というより「痛い」と感じるようなら虫歯のサインかもしれません。

③家にいながらついつい、おやつに手が伸びる

冬はどうしても部屋にこもりがちになってしまいます。暖かい部屋でテレビを見ていると、ついついお菓子に手が伸びて・・・、なんてこともありえます。適度なおやつはもちろん結構ですが、あまり食べすぎると虫歯の原因になりますのでご注意ください。

④寒くて歯を食いしばったり、顎に力が入ったりする

寒いとどうしても歯をくいしばったり、顎や肩に力が入ったりします。それが長く続くと、翌日あたりコリや痛みに変わることもあります。歯をあまり強く食いしばりすぎると、歯が欠けたり削れたりしますのでやりすぎにはご注意を。