中央区八丁堀駅から徒歩2分、安藤歯科クリニックです。
今回は虫歯についてお話を。

「歯磨きによる磨き残しなどが原因で、歯に穴があいていって痛くなる」
というなんとなくのイメージはみなさんお持ちだと思います。
もちろんそれで間違いありません。

が、軽度から重度まで主に4段階のレベルがあります。
基礎知識があるとないとで、やはり歯の健康、虫歯に対する意識がぐんと変わってきます。
(経験上)

それほど難しい話はいたしませんので、是非この機会に覚えてください。

目次
虫歯レベル1(C1:シーワン)
虫歯レベル2(C2:シーツー)
虫歯レベル3(C3:シースリー)
虫歯レベル4(C4:シーフォー)
まとめ~虫歯予防ってどうしたらいいの?~

 

虫歯レベル1(C1:シーワン)

歯の一番上の層(エナメル質)に穴が開いた状態です。
この段階ではまだ軽度です。痛みはありません。
1階程度の治療ですぐに治ります。

※この段階では痛みがない反面、虫歯に気づかないことも多いです。
よく「定期健診が必要」というのはこのことで、
気づかない程度のうちに治しましょう、というのはこの段階です。

 

虫歯レベル2(C2:シーツー)

レベル1の状態が少し悪化した状態です。
2番目の層(象牙質)にまで達しています。
このあたりから少しずつ歯に違和感が出たり、歯がしみるなど、虫歯の症状を感じるようになります。
ただ、ここもまだ軽度のうちです。
比較的簡単な治療(一般的には2~3回の治療)で治すことができます。

 

虫歯レベル3(C3:シースリー)

虫歯が歯髄(神経)に達した状態です。
この段階にくると、激しい痛みを伴うなど、明らかに虫歯としての症状を感じるようになります。
早急に歯医者で治療を行ってください。
この状態で放置すると、歯を抜かなければいけなくなる可能性が出てきます。

 

虫歯レベル4(C4:シーフォー)

ここまでくると今度は神経が死んでしまいます。
よって、もはや痛みすら感じなくなります。
もちろんこれは非常に危険な状態で、
・歯に膿(うみ)がたまる
・顔がはれてくる
・細菌が血管を通って全身に影響を及ぼす
など、身体全体への悪影響が懸念されます。

 

まとめ~虫歯予防ってどうしたらいいの?~

虫歯の原因は、その人の生活スタイルや年齢、食生活によって変わってきますので
一言で「これをしとけば大丈夫」というのはありません。
が、毎日の歯磨きが最重要であるのは今も昔もかわりません。

そこで、歯磨きをする際の、ちょっとしたコツをご紹介しましょう

●歯磨きは「寝る前と、起きた後」がお勧め
食べた直後に歯磨きをする、という人がいますが、
食べた直後というのは唾液が非常に活発に分泌されている状況です。
身体本来の機能が活動しているときは、基本的には邪魔しないのがベストです。
また、食べ物を食べた直後というのは(食べ物の成分によっては)
歯が柔らかい状態になっていることがあります。
この時に歯ブラシでゴシゴシすると歯を傷つけ、かえって虫歯になりやすい状態を作ってしまいます。

歯磨きをするのは、寝る前、で大丈夫です。
ランチの後など、どうしても食事のあとに歯磨きをしたい場合は、
唾液の活動がおさまった、食後30分ほど経過した頃がいいでしょう。
オフィスでのお仕事など「食後に30分も待ってたら昼休みが終わってしまう」という場合は
例えばランチの後は口をすすぐ程度にとどめておいて、15時の休憩くらいの時に歯磨きをすると
ちょっとした気分転換にもなるのでお勧めです。

もう1つ、「起きた後」というのは
寝ている間というのは、唾液の分泌が低下し、菌が発生しやすい状態になっています。
起床時、口内にネバネバがあるのはまさにそれです。
その状態で朝食をとると、菌を食べているのと同じことです。
朝起きたら食事の前に、口内を綺麗にしましょう。

 

●ブラシのヘッドは小さいものがお勧め
大きい歯ブラシで大胆にゴシゴシすると、なんとなく良さそうな気もしますが、
大雑把な磨き方は磨き残しを増やすだけです。
ヘッドの小さい歯ブラシで、小刻みに磨くことをお勧めします。

 

●それでも磨き残しはやはり出てくる
人間の日々の行動には「クセ」が出てきます。
歯磨きも同じです。
毎日磨いているようでも、その人の「クセ」で磨けている部分と磨けていない部分の方よりは出てきます。
経験的に、右利きの人は、右下の裏側の磨き残しが多いです。左利きの人はその逆。など

「毎日磨いているから大丈夫」ではなく
やはり定期健診・予防歯科を心がけるようにしてください。

 

 


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